価格はセダンより高い2500万円。4座の超高級リムジン9月6日、新型「センチュリー」が発表されました! まずは全体感から。確かにセンチュリーらしい部分は随所に感じられるものの、圧倒的ボリューム感や意外なほど筋肉質な動感を漂わせるフォルムからは、スポーティネスを感じると言っても怒られなさそうな気がします。「ショーファーカー」(運転手付きのクルマ)なので、オーナーはハンドルを握らないと言われればそれまでですが。 >>センチュリー(セダン)ってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら インテリアもモダンで、セダン版センチュリーが持っていたどことなく昭和な和風の趣は一切感じられません。欧州超高級ブランドとも渡り合えそうなモダンな内外装に手彫りの型にこだわった鳳凰のエンブレムが似合うかという雑念も浮かびますが、このあたりは庶民の感覚では及びもつかない世界があるということでしょう。 ある意味、最新の超高級SUVであるロールス・ロイス「カリナン」やベントレー「ベンテイガ」に匹敵する押し出し感を得た新型センチュリー。名前はシンプルに「センチュリー」となり、これまでのセダンは「センチュリー(セダン)」として併売されます。このことからも、センチュリーの主力はこちらに移ったと見て良さそうです。 会場で聞きかじった開発陣のコメント「SUV版と言ってほしくない」「SUVとは一言も言っていない」というのも、ちょっと興味深いですね。以下、セダンとのサイズなどの違いを見てみると、下記のようになります。 <ボディサイズ> <前後席間距離> <車両重量> <定員> <価格> パワートレインは3.5L V6のPHEV(シリーズパラレル式)で、プラットフォームはFFベースの「TNGA-K」と、以前から言われていたレクサスの新型3列SUV「TX」と共通するスペック。4輪駆動と4輪操舵が標準装備となっています。 SUV主流の時代であること、新型センチュリーの圧倒的な押し出しの強さや意外なほどのイケてる感などを考えると、ご高齢なオーナーを除くほとんどのユーザーが新型を選びそうな予感もあります。とはいえ月販はわずか30台。特別なクルマとはいえ、またもや争奪戦が繰り広げられそうな予感がします! >>センチュリー(セダン)ってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら |
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