日本仕様のランクル250は純エンジンのみ設定日本市場においてリセールバリュー・ナンバーワンの呼び声高い「ランドクルーザー プラド」。トヨタのクロスカントリー4WDにおいてはライトユースにポジショニングされるプラドが「ランドクルーザー250」へと名前を変えてモデルチェンジするといった発表があったのは、2023年8月2日のことでした。 >>ランドクルーザー250の最新ニュースはこちら 日本の会場で発表されたランドクルーザー250のモデルチェンジは、あくまでグローバル向けのアナウンスというのが前提であり、日本でのローンチは2024年前半とまだ先の話。 また、ランドクルーザー250のパワートレインとして2.4Lガソリンターボハイブリッドのほか、2.8Lディーゼルマイルドハイブリッド(48V)といった電動化対応が進むことも発表されています。ただし、日本仕様は2.8Lディーゼル(8速AT)と2.7Lガソリン(6速AT)といった純エンジン仕様だけの設定になるとのこと。 >>ランドクルーザー250のオフィシャル画像はこちら こうしたパワートレインの設定は現行プラドとほとんど変わらないため、電動化に非積極的なように見えるのは、少なくとも日本市場での価値を下げるものではないでしょう。その意味では価格が多少高くなろうと売れ行きには影響なしといえそうです。 >>ランドクルーザー プラドの画像やスペックなどの詳細はこちら 国内では大きすぎるボディサイズが気になる>>ランドクルーザー250の現時点で公表されているスペック 気になったのはボディサイズです。 ●ランドクルーザー250プロトタイプ寸法 現行モデルの150系プラドは2009年デビューで、世界的にも今ほどSUVのボディが大きくなっていなかったこともありますが、とくに1980mmの全幅は日本で使うユーザーにとっては駐車スペースなどでの物理的な制約となるかもしれません。 >>先代 ランドクルーザー プラドのグレードとサイズ一覧はこちら たとえば、直列6気筒エンジンを設定するマツダ「CX-60」のボディサイズは、全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベースは2870mmです。モノコックボディのクロスオーバーSUVと、ラダーフレームのランドクルーザーを比べてしまうのはナンセンスかもしれませんが、日本国内での使い勝手においてはCX-60のほうが取り回しやすいであろうと想像できます。 ただし、新しくなったランドクルーザー250は大きすぎると感じるユーザーに、トヨタはしっかりと代替案となるモデルを用意しています。 >>マツダ CX-60の画像やスペックなどの詳細はこちら 250とくらべるとコンパクトな? ランクル70それが、次のウインターシーズンに販売が再開する「ランドクルーザー70」です。 >>ランドクルーザー70の詳細はこちら 定評あるオフロード性能を生み出すシャシーを洗練しつつ、パワートレインには2.8Lディーゼルと6速ATの組み合わせを採用。前回の販売時には1ナンバーの商用車でしたが、今度のランドクルーザー70は3ナンバーの乗用車になり、なおかつトヨタセーフティセンスなど安全性能についても現代的なアップデートを受けた仕様となる見込みです。 そんなランドクルーザー70のボディサイズは以下に示すようにランドクルーザー プラドより全幅が狭いというスペックになっています。 >>ランドクルーザー70のオフィシャル画像はこちら ●ランドクルーザー70プロトタイプ寸法※()内は150系プラドとの差 いかがでしょうか、現在150系ランドクルーザー プラドを保管するスペースを確保しているのであれば、多くの場合、無理なくランドクルーザー70は収まることでしょう。 ランドクルーザー70の2.8Lディーゼルのスペックは最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nmと、現行ランドクルーザー プラドのディーゼル車と変わらないので、走りについて不満を覚えることもなさそうです。 あらゆる面で成長したランドクルーザー250と、古典的なオフローダーでありながら現代的にアップデートを受けたランドクルーザー70。ランドクルーザー検討ユーザーが思わず迷ってしまうラインナップを用意してくるトヨタ、まさに恐るべしといえそうです >>ランドクルーザー70のユーザーレビューはこちら |
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