デビューから14年、水面化で次期型の開発進むSUVが欲しいけど、ありきたりなクロスオーバーじゃ満足できない。かといって、「ランクル300」はオーバースペックだし納車待ちが長過ぎる。そんなニーズにピンポイントで応えてくれるのが、トヨタ「ランドクルーザー プラド」だ。 ただ、現行の4代目プラドは、2009年デビューだからモデルライフも既に14年を迎えており、近々フルモデルチェンジが予想されている。そこで今回は世界初公開を直前に控えた「レクサス GX」や、秋に復活する「ランクル70」の動向も交え、次期プラドを予想してみたい。 >>ランドクルーザープラド(現行型)ってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら まず、プラドの成り立ちをおさらいすると、初代が登場したのは1990年。それまで、「ランドクルーザー・ワゴン」と呼ばれていたランクル70のライトデューティモデルが、独自のフロントフェイスを得たのを機に与えられたサブネームだった。 >>初代ランドクルーザープラドってどんなクルマ? もちろん、ライトデューティーとはいえ、ラダーフレームシャシーなどクロカン4駆の必須要件はそのままだから、ランクル300がオフローダーの王者なら、プラドは街にも溶け込めるオールラウンダーという表現がしっくりくる。 現行の4代目も、鼻先の軽い直列4気筒エンジン、ランクル300に比べ15センチほど短い全長、300万円台半ばのスタート価格というフレンドリーさと、独立したフレーム構造や後輪リジットサスなど本格派の要素を兼ね備えており、14年間売れ続けているのも納得だ。 >>ランドクルーザープラド(現行型)ってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら プラドベースの北米仕様「レクサスGX」の全公開は6月9日!そして、次期プラドのルックスを予想するヒントになるのが、5月に公開された新型レクサス「GX」の予告画像。ご存じの人も多いと思うが、米国などで販売されている現行型のGXはプラドをベースにパワーユニットや内外装をアップグレードしたモデルだ。 6月9日(明日!)に世界初公開が予告されている新型GXは、公式画像を見る限りボンネットの存在感を強調したフロントマスクやブラックアウトされたオーバーフェンダーなど、直線基調の本格的クロカンモデルらしいワイルドなエクステリアを採用して可能性が濃厚だ。 >>新型プラドも期待しかない!? 日本導入もある?レクサスが新型GXの一部を公開 レクサスモデルがベースを共用するトヨタモデルとの差別化を強めている昨今の傾向からすると、新型GXと新型プラドは多くの主要パーツが異なる可能性が高いが、方向性としては次期プラドもオフテイスト強めてくると見て間違いないだろう。 <写真:新型「レクサス GX」がお披露目されるのは明日!> タコマとパワートレインを共通化かまた、こうした観測を補強するもうひとつのトピックとして、今月米国でデビューした新型「タコマ」のゴツいフロントマスクが挙げられる。ピックアップトラックのタコマも日本には導入されていないモデルだが、車格的にはGXやプラドとほぼ同じだから、その頑強さを強調するデザインエッセンスは次期プラドにも活かされる可能性がある。 さらに、新型タコマの2.4L直4ターボ「i-FORCE MAX」ハイブリッドユニット(326hp/630Nm)が、プラドに搭載される可能性もある。 <写真:トヨタ タコマ> >>新型プラドも期待しかない!? 日本導入もある?レクサスが新型GXの一部を公開 プラド登場に先駆けランクル70が限定販売購入検討者が一番気になる次期プラドのデビュー時期については、おそらく2024年前半になると予想する。なぜなら、ランドクルーザーファミリーでは、大注目の70系の再々販モデルが今年後半に登場を控えているからだ。 一説には、このモデルはディーゼルエンジンと6ATという万人向けな構成になると言われ、MTのみだった再販モデルの上を行く売れ行きとなることは確実。となると、間を置かないで新型プラドをぶつけるのはパイの食い合いになってしまうだろう。 昨今の値上げラッシュを考えると、次期プラドのスタート価格は400万円を超えてくると思われるが、14年超という期間に見合う長足の進化を遂げることは間違いない。期待を膨らませて待つべきだろう。>>【高値安定】ランクルプラドの中古車情報はこちら |
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