トヨタ RAV4は、SUVならではの迫力のあるエクステリアと走破性の高さが特徴です。新4WDシステムの採用や最新の安全性能、クラストップのラゲージスペースも魅力となっています。パワートレインや駆動方式などの違いで走破性や快適性が異なるため、グレード選びに悩む方も多いのではないでしょうか。 目次
RAV4のグレードは?![]() 2022年現在、RAV4のラインナップはパワートレインや駆動方式の違いで分けると全10種類のモデルがあります。2019年の現行モデル発売時は8種類でしたが、「Adventure」グレードのハイブリッド車や特別仕様車が追加され、選択肢が増えました。ここでは、RAV4の特徴とグレードのラインナップを紹介します。 SUVらしい力強さと高い走破性が特徴RAV4は1994年に初代モデルが発売されて以来、2019年のモデルチェンジで4代目になりました。SUVらしい力強いデザインと、オフロード・オンロード両方での走行性能が向上しています。 基本グレードは2種類RAV4の基本グレードは「X」「G」の2種類です。2020年には走破性を高めた特別仕様車「Adventure”OFFROAD package"」、2021年にはガソリン車のみのラインナップであった「Adventure」にハイブリッドタイプが追加されました。グレードのラインナップは下記の表をご覧ください。
RAV4のグレード構成と特徴![]() RAV4のグレードには基本グレードの「X」と上級グレードの「G」の他に、走破性が高くてスポーティさが魅力の「G”Z package”」、専用エクステリア採用の「Adventure」、特別仕様車「Adventure”OFFROAD package"」があります。ここでは、それぞれの特徴と魅力を紹介します。なお、新車価格は2022年9月15日時点の情報です。 ベースグレード「X」![]() 「X」はRAV4で唯一2WDが選べるベースグレードです。基本性能のみを備えたシンプルなグレードですが、先進の安全技術「Toyota Safrty Sense」の標準搭載をはじめ、LEDランプ、サイドエアバッグなどの安全装備は備えています。 上級グレード「G」![]() 上級グレードの「G」は、ガンメタリック塗装のフロントグリルや高純度シルバー塗装のバックドアガーニッシュなどの採用により、エクステリアのデザイン性がアップしました。また「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター」の標準装備により、安全性能も向上しています。 走破性が高い「G“Z package”」![]() 「G”Z package”」は「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載した走破性の高いグレードです。走行状況に応じてトルク配分を制御することで車両の安定性が確保されている他、4輪駆動不要時には動力伝達を切断することでの燃費向上が図られています。 専用エクステリア「Adventure」![]() 「Adventure」はSUVらしいタフで力強いエクステリアが特徴です。専用のフロントグリルやバンパー、大型のフロント&リヤスキッドプレート、ホイールアーチモールを装備しています。「G”Z package”」同様に、ダイナミックトルクベクタリングAWDやダウンヒルアシストコントロールを搭載しているため、走破性が高いことも魅力です。 特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」![]() 2020年に発売された特別仕様車「Adventure”OFFROAD package"」は、アグレッシブなスタイルと走破性の高さが魅力です。専用のサスペンションと18インチのオールテレインタイヤを装着したことにより、最低地上高がベース車より10mmアップ。悪路でも障害物が当たりにくく、前方視界も向上しています。 RAV4のグレードをスペックで比較![]() RAV4はパワートレインや駆動方式の違いだけではなく、搭載システムや専用の足回りによって走行性能が大幅に異なります。ここでは、グレード別のスペックや性能、デザインや価格を紹介します。 基本スペックガソリン車のグレード別スペック
ハイブリッド車のグレード別スペック
パワートレインと燃費・パワートレイン別の搭載エンジンと燃料消費率
「G”Z package”」と「Adventure」に搭載された「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、走破性と操縦の安定性を高める4WDシステムです。前後のトルク配分に加えて、後輪トルクを左右独立で制御して安定性を高めたトルクベクタリング機構、2WD走行時にはプロペラシャフトの前後で動力伝達を切断して燃費を向上させるディスコネクト機構を採用しています。 安全性能RAV4は、「Toyota Safrty Sense」が全グレード標準搭載です。「Toyota Safrty Sense」には、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールやオートマチックハイビーム、ロードサインアシストが含まれており、先進の予防安全技術が装備されています。 エクステリアのデザイン性RAV4のエクステリアには2種類のスタイルがあります。デザインコンセプト「Adventure&Refined」に基づき、都会的で洗練されたデザインとアクティブで力強いワクドキ感が両立したデザインです。「X」「G」は都会的、「Adventure」はオフロードを想起させるフロントになっています。 新車価格と中古車相場RAV4の新車価格は、同グレードで比較すると約60万~63万円の差です。「G”Z package”」「Adventure”OFFROAD package"」は、それぞれのベース車「G」「Adventure」と比較すると約15万円アップします。新車価格帯と中古車相場は、以下の通りです。
(2022年9月15日時点の情報です) RAV4 PHVのグレードと基本スペック![]() RAV4は、2020年6月にPHVを追加しました。新開発のプラグインハイブリッドシステム「THS 2 Plug-in」を採用し、モーターとインバーターを高出力化することで、スポーティで力強い走行を実現したモデルです。ここでは、RAV4 PHVのスペックやグレード、価格について紹介します。 PHVのラインナップRAV4 PHVには「G」「G”Z”」「BLACK TONE」の3種類のグレードがあります。エントリーグレードの「G」は、合成皮革とレザテックのレッドステッチ付きスポーティフロントシートや快適温熱シートの採用など、RAV4同様に充実した快適装備です。 基本スペックRAV4 PHVは、新開発の「THS 2 Plug-in」とE-Fourの組み合わせにより、パワーと走行安定性を実現しています。PHVのバッテリーが搭載されたことにより重量は増えていますが、その他のスペックはガソリン車やハイブリッド車と変わりません。
パワートレインと燃費エンジン・燃費・EV走行換算距離は、全グレード共通です。満充電の状態で95kmのEV走行が可能で、55Lのガソリンタンク容量と合わせて航続距離は1,300km以上になります。また、最大1,500W(AC100V)の外部給電機能も標準装備されているため、緊急時やアウトドアに役立つでしょう。
新車価格と中古車相場RAV4 PHVの新車価格は、エントリーグレード「G」から「G”Z”」では30万円、「G"Z"」から「BLACKTONE」では40万円の違いがあります。ボディカラーや室内空間の快適性などが異なるため、自分に合うモデルを見つけましょう。
(2022年9月15日時点の情報です) RAV4を購入するのにおすすめのグレードは?RAV4のグレード選びで迷っている方は、何を重視するかで選びましょう。SUVとしての走破性や装備で選ぶなら、「G”Z package”」や「Adventure」がおすすめです。ダイナミックトルクベクタリングAWDを搭載しており、高い走破性を誇ります。 まとめ![]() RAV4はクロスオーバーSUVならではの力強さと洗練さを兼ね備えたデザイン性、優れた走破性が魅力です。パワートレインや駆動方式、最先端のシステムの搭載などによりグレードによって性能が異なりますが、ベースグレードであっても十分な性能と充実した装備を搭載しているため人気の高いモデルとなっています。 |
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