パスワード再発行
 立即注册
検索

【独断と偏見】総額250万円以下。日常を歓びへと変えるおすすめ中古スポーツカー5選

2022-8-26 11:45| post: biteme| view: 198| コメント: 0|著者: 文:伊達軍曹

摘要: 長ネギを買いに行くことさえ歓びに 何をもって「スポーツカー」とするかは非常に微妙な問題だが、それでも、かなりざっくり考えた場合の「スポーツカー」は、本当に素晴らしい乗り物であると思う。なぜならば、例え ...

【独断と偏見】総額250万円以下。日常を歓びへと変えるおすすめ中古スポーツカー5選

長ネギを買いに行くことさえ歓びに

何をもって「スポーツカー」とするかは非常に微妙な問題だが、それでも、かなりざっくり考えた場合の「スポーツカー」は、本当に素晴らしい乗り物であると思う。

なぜならば、例えば非スポーツカーに乗って長ネギを買いに行く場合、それは単に「長ネギを買いに行く」という行動でしかないわけだが、スポーツカーに乗って行けば、長ネギを買うというありふれた行動すらも「歓び」「楽しみ」「何かすごいイベント」などへと即座に変換されるからだ。

もちろんスポーツカーは走るうえでの歓びを感じやすい設計になっているがゆえに、一般的に「積む歓び」には欠ける。そのため、大量の長ネギを購入する際などには多少難儀する可能性はあるだろう。だがそれはある種の“贅沢税”として、受け入れるほかないものだ。

だがそんなスポーツカーにも――大量の長ネギ等は積み込みづらいという以外の――欠点はある。

それは「高額な場合が多い」ということだ。

必ずしも絶対にそうなわけではないが、一般的にスポーツカーは、高性能なエンジンや高性能な足回りおよびその他の部品を、高性能な車台に取り付けている。そしてその外側を彩るボディも、潤沢なデザイン費でもって流麗にデザインされている場合が多い。

それゆえ、どうしたってスポーツカーは高額になるのだ。例えば「世界を代表するスポーツカー」と言っても、たぶんどこからも文句は出ないはずのポルシェ「911」は、一番安いやつでも車両本体価格は1503万円。いろいろなオプションを付けたら、乗り出し価格は2000万円を超えるのだろう。詳しくは知らないが。

2000万円は、当然ながら筆者のようなド庶民には無理な金額である。「庶民中の庶民」を自負する筆者がスポーツカーに出せる金額といえば……まぁ最大250万円ぐらいだろうか。それも車両価格ではなく「支払総額」で、である。

そうなると当然、新車で買うのは少々難しくなるため、いわゆるひとつの中古車を探すしかない。

ならば今、「総額250万円以下で買えるスポーツカー」の中から私は“どれ”を選ぶべきなのか――ということについて長考した結果、5車種の中古スポーツカーが選出された。

あくまで筆者の個人的なチョイスではあるが、各位のご参考になる部分もゼロではないように思うので、長考の結果をここにご紹介しよう。

>>スポーツカーの情報・カタログはこちら

おすすめその1はあの国民的スポーツカー

トヨタ 86/スバル BRZ(先代)

言わずと知れた、トヨタとスバルの共同プロジェクトから生まれた純情名作FRスポーツである。デザイン的には現行世代である「GR86」と現行型「BRZ」のほうが好きなのだが、あちらだと予算オーバーになるため、先代で手を打つほかない。

だが先代であっても「小気味良く、気持ちよく走れる」というスポーツカーの本質部分においては、ほとんど劣るものはない。そりゃサーキットでタイムアタックをするなら現行世代の方がいいのだろうが、私はタイムアタックなどしないので、先代の中古車でも何ら問題はないのだ。

トヨタ「86」でいく場合、グレードはご存じのとおり「G」「GT」「GT“Limited”」の3つが基本となるわけだが、個人的にはもっともベーシックで、86の中ではもっとも小径な16インチホイールを履く「G」で十分というか、むしろGがいいと思っている。サーキットを走るわけではないので、17インチホイールもトルセンLSDも(私には)不要なのだ。そしてグレードを落とした分だけ、コンディションの良い中古車を買いたいものである。

総額250万円もの予算があれば、走行3万kmぐらいの後期型Gが狙えてしまう。6速MTにするか、それともブリッピング機能付きの6速ATにするかは迷うところだが、どちらも好きなので、そこは現場のフィーリングで判断しようかと思っている。

>>トヨタ86のスペック詳細はこちら

おすすめその2はイタリアの甘美な1台

アルファロメオ GTV(絶版)

日本では1996年から2006年まで販売されたアルファロメオの2+2クーペである。デザインを担当したのは、当時ピニンファリーナに在籍していた鬼才エンリコ・フミアだ。

デビュー当初は「2LのV6ターボ」というよくわからないエンジンを搭載していたが、のちに中心的存在となったのは、俗に「ブッソーネV6」と呼ばれる古典的な、それゆえ味わい深い、3Lまたは3.2LのV6自然吸気エンジンである。

曲がらないし、ブレーキもプアなので「こんなのはスポーツカーじゃない! 単なるスポーティクーペだ!」と言う人もいるかもしれないが、まぁ細かい定義はどうでもいいじゃないか。「気持ちよく走れて、見た目がカッコいい車はすべてスポーツカー!」ぐらいのゆるい定義でいきましょうよ。

それはさておき、このカタチは賛否が分かれるところかもしれないが(私は好きですけどね)、ブッソーネV6エンジンがもたらす(速さではなく)フィーリングは、世界一かどうかは知らないが、世界トップレベルに甘美である。

前述の通りあんまり曲がらないしブレーキも大したことないし、3000kmごとにエンジンオイルを交換しないとちょっと大変なことになる厄介なクルマだが、それでも「クルマで気持ちよくなりたい」と考えるすべての人に、真顔でおすすめしたい一台だ。

>>アルファロメオ GTVのスペック詳細はこちら

おすすめその3はオープンスポーツの金字塔

マツダ ロードスター(初代)

クルマ好き各位の間では「NA」の通り名で有名な、ライトウェイトオープンスポーツの金字塔。初期の1.6Lエンジン搭載モデルは当然として、筆者が以前乗っていた1.8L世代もぜんぜん速くはない。むしろ、ハイパワー車に慣れている人は「遅い……」とすら感じるかもしれない。

だが、オープン時の風の流入を含む「すべてのダイレクト感」こそが、このクルマ最大の魅力。電子制御だらけのクルマで超ハイスピードコーナリングをするよりも、初代ロードスターで約50km/hの旋回をきれいにキメたときのほうが、人は「スポーツ」を感じるものだ。

筆者がこれを購入した数年前は、総額100万円も出せばかなりいいモノが買えたが、ネオクラシックスポーツカーがブームとなってしまった現在では、総額250万円でもけっこうギリギリ。だが、まだ250万円以下でもなんとか買える状況ではある。

こういった歴史的な名作は待っていても相場は高くなっていくばかりなので、すぐに買うか、もしくは潔くあきらめるかの二択となるだろう。ただ、現代のクルマでは絶対に味わえないこのプリミティブな魅力を「あきらめる」のは、非常に勿体ないことではあるとは思う。

>>マツダ ロードスターのスペック詳細はこちら

おすすめその4はF1テクノロジーを搭載した軽!?

ホンダ ビート(絶版)

1991年から1996年にかけて製造販売された、冗談のように小さなミッドシップ・オープンスポーツだが、その中身は冗談なんかではなく、完全にマジである。

フルオープン・モノコックボディのミッドシップ軽自動車というのはこれが世界初であり、ターボチャージャーなどの過給器に頼ることなく、ナチュラルで鋭いレスポンスを実現させた最高出力64psの自然吸気エンジンには、ホンダのF1テクノロジーを応用したハイレスポンス・エンジンコントロールシステム「MTREC(Multi Throttle Responsive Engine Control system)」が組み込まれている。

そしてそれをドライブするのは――「痛快!」という言葉しかない。64psなのであんまり速くはないが、「そんなこと(速度)はどうでもいい!」ということが、この小さな、しかし本格的なミッドシップスポーツカーに乗ればよくわかるだろう。

安いモノは総額50万円ぐらいでも買えるが、おすすめは総額200万円以上の、専門店によるビッとした整備(レストア)が済んでいる物件だ。安いモノを買っても、まともに走るようにするには結局、トータルで200万円か300万円ぐらいはかかるものだ。

>>ホンダ ビートのスペック詳細はこちら

おすすめその5は英国の国民車

ミニ(絶版)

現在売られているBMWの「MINI」ではなく、本家というか元祖というか、1959年から2000年まで作られていた英国製のミニである。

「……お前、クラシックミニが“スポーツカー”だというのか?」と絶句している人、あるいは嗤っている人もいるかもしれないが、私は自信を持って言いたい。「クラシックミニは、ある種のスポーツカーである」と。

すべての動きと反応がとにかくダイレクトで、自分という生身の人間の身体が、ミニの車両サイズ(全長約3m×全幅約1.4m)まで拡張され、そのまま100km/hで走ったり曲がったりしているかのような感覚は、まさにスポーツカーのそれなのだ。

これまた安いやつは総額90万円ぐらいから探せるが、悪いことは言わないので、専門店で総額200万円以上の最終型(1997~2000年式)を買った方がいい。ビートの話と同じで、こういった古いクルマをまともに気持ちよく走れるようにするには、結局そのぐらいの総額はかかるものだからだ。

>>ローバー ミニのスペック詳細はこちら

写真:トヨタ自動車、ステランティス、マツダ、本田技研工業、BMWグループ


さようなら

なるほど

共感した

ありがとう

相关分类

Archiver|携带版|BiteMe バイトミー

GMT+9, 2025-6-24 13:13 , Processed in 0.114975 second(s), 18 queries .

Powered by Discuz! X3.5

© 2001-2025 BiteMe.jp .

返回顶部