トヨタ セダンの全車種を徹底比較セダンといえば高級感のあるモデルが多くありますが、トヨタでは高級感だけではなく走行性能や環境性能にこだわった実用性の高いセダンを多く販売しています。人気が高い「プリウス」「カムリ」「カローラ」などもあるため、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、トヨタで販売中のセダン全車種の特徴や新型クラウンの最新情報、人気の歴代モデルやユーザー評価までを徹底解説します。それぞれの車種を比較して、自分のライフスタイルにぴったりの車を探してみてください。
トヨタ セダンの全車種と特徴洗練されたFFセダン「カムリ」カムリは華やかさと気品を備えた「G」「X」と、スポーティな走りが魅力の「WS」の2つのスタイルから選べます。セダンらしいスタイリッシュなエクステリアと、ブラック基調のカッコいいコックピットがカムリの持ち味です。 エンジンは2.5Lダイナミックフォースエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせて設計されました。吸気バルブの開閉タイミングを最適制御する「VVR-iE」を採用したことで、レスポンスが大幅にアップ。さらに、高効率化された吸気ポートや直噴インジェクタの搭載により、空気と燃料の燃焼率を高めて燃費性能が向上しています。 上品なデザインだけではなく、優れた低燃費・動力性能・環境性能が魅力のモデルです。 世界からも人気が高い「カローラ」長い歴史を持つカローラは、現行型で12代目となりました。2013年にはハイブリッドモデルが追加され、一気に販売台数を伸ばします。2021年には世界累計販売台数5,000万台を突破するなど、グローバルでも活躍する人気車種です。 新型カローラは、ガソリン車とハイブリッド車があります。ガソリン車は高出力と燃費を同時に追及するバルブマチックを採用した1.8Lエンジンと、優れた環境性能と走りの楽しさを両立した1.2L直噴ターボエンジンから選べます。ハイブリッド車は1.8Lエンジンと電気モーターを搭載しており、爽快な走りと低燃費を実現しました。 5ナンバーサイズ「カローラ アクシオ」カローラ アクシオは、10代目カローラのセダンとして誕生したモデルです。日本の道路事情に合う5ナンバーボディとしてデビューしました。 ガソリン車は、可変バルブタイミングを電動モーターで制御する「VVT-iE」を採用した高効率の1.5Lエンジンと、パワフルな走りと燃費を両立した1.5Lエンジンの2種類です。 ハイブリッド車は、1.5Lエンジンとモーターを組み合わせた「THSII」を搭載しています。モーターやエンジン、インバーターなどの制御を改良して、より燃費性能を高めたモデルです。 元祖ハイブリッド「プリウス」世界初の量産ハイブリッド乗用車として1997年に誕生したプリウスは、老若男女問わず人気のハイブリッド車です。圧倒的な燃費性能とエモーショナルなデザイン、先進技術が採用された安全装備などが魅力で、今でも人気があります。 現行モデルでは、最大熱効率40%を実現した1.8Lエンジン(リダクション機能付きのTHS 2)が搭載されました。システムの高効率化と小型軽量化、さらにはボディのフォルムやアルミホイール形状が工夫されたことにより、高い空力性能と優れた低燃費を実現しています。 EV走行が持ち味「プリウスPHV」プリウスPHVは、プリウスの環境性能を大幅に進化させて電機自動車(EV)らしいスムーズな走行を実現したモデルです。 運転に不安のあるドライバー向けのプラスサポート(急アクセル時加速抑制)や、災害時に役立つ外部給電機能を全車標準装備するなど、機能面にも優れています。 エンジンは最大熱効率40%を誇る1.8Lのリダクション機能付THS 2に、大容量リチウムイオン電池が組み合わせられました。EV走行距離は60kmでありながらも、ガソリン走行の燃費はトップクラスを誇ります。 水素で走る燃料電池自動車「MIRAI」MIRAIはトヨタ唯一のFCV(燃料電池自動車)セダンです。水素を空気中の酸素と化学反応させることで、自ら発電して走ることができます。 パワートレインは、トヨタが独自に開発した燃料電池技術とハイブリッド技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用。高出力かつ高効率のモーターと大容量リチウムイオンバッテリーにより、パワフルでスムーズな加速を全車速域で発揮します。かつてないドライビングフィールが味わえる特別な車です。 おもてなしの車「センチュリー」センチュリーは日本を代表する最高級フォーマルセダンです。上座となる後席はゆとりのある空間に仕上げられ、電動オットマンや最上級オーディオ&ビジュアルシステムなどを装備。上質で至極のおもてなしを実現しています。 エンジンには5.0L8気筒のハイブリッドシステムを搭載し、滑らかで静粛性の高い走行が可能です。ショーファーカーとしての完成度は非常に高い車といえます。 トヨタ セダン全車種を徹底比較ここでは、トヨタ セダン全車種の新車価格と中古車相場、さらにボディサイズや燃費性能について紹介します。 新車価格と中古車相場を比較各車種の新車価格と中古車相場は以下のとおりです。中古車相場は歴代モデルを含んでおり、年式にこだわらなければ100万円以上お得に購入できる車両もあります。
(2022年8月10日時点の情報です) ボディサイズを比較セダン全7種のボディサイズは、以下のとおりです。コンパクトで街中での運転のしやすさを選ぶなら「カローラ アクシオ」、車体が大きく室内空間の広さで選ぶなら「センチュリー」がおすすめです。
燃費を比較燃料消費率はエンジンの種類やパワートレインの違いにより比較が難しいものの、多くの車種が低燃費を実現していることが分かります。
トヨタの歴史あるセダン「新型クラウン」最新情報トヨタは歴史あるクラウンの16代目となる「新型クラウン」を発表しました。第一弾として2022年秋頃に「クロスオーバー」が発売されます。ここでは新型クラウンの最新情報と、クロスオーバーの特徴を見てみましょう。 新型クラウンは4モデルを展開予定新型クラウンは「クロスオーバー」の他に「スポーツ」「セダン」「エステート」の計4つのモデルを展開予定です。クロスオーバーの発売を皮切りに、今後1年半の期間をかけて各モデルが順次投入される予定となっています。 クロスオーバーが発売中クラウン クロスオーバーは、セダンとSUVを融合したモデルです。乗り降りのしやすさや視点の高さ、運転のしやすさなどを重視しつつも、新たなハイブリッドシステムでの優れた走りを実現した「セダンを超えるセダン」として進化しています。 エンジンは2.4Lのデュアルブーストハイブリッドシステムと、2.5Lのリダクション機能付シリーズパラレルハイブリッドシステムの2種類。新車価格は435万~640万円(税込)です。 トヨタ セダンは歴代モデルも人気クラウンアスリートクラウンのグレードとして1999年11代目モデルから2018年14代目モデルに設定されていたクラウンアスリート。高級車に求められるスポーティさを追求した車です。 最終モデルでは2.5Lエンジン、3.5Lエンジン、2L直噴ターボエンジンの3種類が用意され、パワートレインの選択肢が増えました。高級セダンとしての乗り心地やクラウンモデルならではの爽快な走りが魅力的です。 2022年8月10日時点での中古車相場は119万9,000~580万円です(当時の新車価格は約400万~620万円)。 マークXマークXは2019年12月まで販売されていた高級セダンです。前身の「マーク2」から考えると、51年もの歴史があります。 軽量化と高い剛性がマークXの持ち味でしょう。低く設計された全高や軽い車体によって、優れた運動性能を発揮します。クラウンと共通のプラットフォームや、FR車との相性が良いサスペンションの採用により、街乗りからスポーツ走行まで対応できるのが魅力です。 2022年8月10日時点での中古車相場は、23万9,000~679万円となっています。 アルテッツァアルテッツァは、2005年7月まで販売されていたミドルサイズのスポーツセダンです。FR駆動を採用し、ホイールベースを短縮することでスポーツ性を高めています。 4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションや、大容量の4輪ディスクブレーキなども特徴です。2005年4月の最終モデルでは、2Lの6気筒エンジンを搭載しています。 2022年8月10日時点での中古車相場は、19万9,000~260万円です。 トヨタ セダンの評判や口コミは?カムリ:『室内もFFなのでかなり広いです。大人4人がゆったり座れます。』 カローラ:『ボディ剛性があり、静粛性も高いです。』 カローラアクシオ『車幅感覚がつかみやすい、死角が少ない5ナンバーサイズ』 プリウス:『乗り心地がいい。燃費がいい。ハンドリングがいい。コーナーを曲がる時が気持ちいい。』 プリウスPHV:『抜群の燃費性能と静粛性。EVモードだと意外に速い。』 MIRAI:『EV譲りの加速力。エンジン音のしない静かな室内。現行クラウンよりも遥かに良い乗り心地』 センチュリー『V12ならではのトルク感、信じられない位の静粛性はこの車の大きな魅力だと思います。』 みんカラのレビューでは、トヨタのセダンはハイブリッドならではの燃費の良さや静粛性、室内の質感の高さなどを満足している点として挙げている方が多くいました。トランクルームのサイズ感や、室内空間の広さなどの不満点が挙げられる車種もありましたが、総合的に見ると比較的高い評価となっています。 まとめトヨタで販売しているセダンは走行性の高さはもちろん、乗り心地や運転のしやすさ、優れた燃費性能や安全性能が魅力です。それぞれの車種がこだわり抜いて作られているからこそ、ユーザー評価も高くなっているのでしょう。 どの車種が自分に合うかは、実際に試乗して確認することが大切です。中古車の中には年式の新しい車もあるため、新車よりも安く購入できる可能性があります。 |
GMT+9, 2025-6-24 13:11 , Processed in 0.262996 second(s), 18 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .