トヨタのポルテは使い勝手の良い内装トヨタ ポルテは、2004年から2020年まで販売されていたファミリーユーザーにうれしいコンパクトカーです。車体左側に設けられた大きなスライドドアが特長で、子供や買い物の荷物の乗せ降ろしにも重宝します。
内装にはどのような特長があるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。この記事では、ポルテの内装について使い勝手の良さやグレード別の個性の違いを解説します。ポルテに興味のある方は参考にしてください。 目次 - トヨタのポルテは使い勝手の良い内装
- トヨタ ポルテの内装は広いの?
- トヨタ ポルテの内装は子育て世代にうれしい使いやすさ
- トヨタ ポルテの内装はグレードによって個性が変わる
トヨタ ポルテの内装は広いの?トヨタがかつて販売していたポルテは、コンパクトカーに分類されます。車体は、5ナンバー車の制限に近い全幅です。
車体の左側には大きなスライドドアがあり、乗り降りにも重宝します。ポルテのサイズ感について解説しますので、参考にしてください。 ポルテの歴代モデルは2つある現在は全てのモデルの新車販売が終了しています。ポルテは誕生から販売終了まで、2モデルありました。
初代モデルは2004年7月から販売開始され、2012年7月に販売が終了しています。その後、2代目へとフルモデルチェンジされたポルテは、2020年12月まで新車販売されていました。ここからは、2代目モデルについて紹介します。 2代目ポルテのサイズ感ポルテの2代目モデルのサイズは、以下の通りです。
■2WD 全長×全幅×全高(mm):3,995×1,695×1,690 ■4WD 全長×全幅×全高(mm):3,995×1,695×1,720
ポルテは「トヨタの使い勝手の良いプチバン」とのキャッチフレーズで誕生しました。コンパクトカーに分類される車体サイズながら、広い室内空間が魅力です。室内寸法は長2,160mm×幅1,420mm×高1,380mmと、現行フィット(長1,955mm×幅1,445mm×高1,260mm)よりも室内長と室内高にゆとりがあります。  トヨタ ポルテの内装は子育て世代にうれしい使いやすさポルテの内装は、小さな子供がいる家庭に重宝される装備が備わっています。普段の買い物から、子供の送迎まで使い勝手に優れた内装です。ここでは、ポルテに乗る人全員が、使いやすさを実感できる内装について紹介します。 子供にやさしいフロア2WDの場合、プロペラシャフトが設けられていないため、乗り降り口からフロアがフラットです。完全フラットになることで、子供やお年寄りがつまずく可能性も減ります。
溝や段差がない分、子供の食べこぼしがあっても掃除がしやすい点も大きなメリットです。フロントシートにベンチシートを採用したグレードの場合、運転席・助手席間のウォークスルーもスムーズにできます。 大きく開く!電動スライドドアポルテの助手席側には、一般的なドアは設けられておらず、大きなスライドドアが設置されています。左からの車への乗り降り場所は、この大きなスライドドア以外にはありません。
大きなスライドドアが開くと、幅1,020mm、高さ1,250mmの開口部ができます。前から後ろまで大きく開くため、雨の日や子供を抱いたままの乗り降りも容易です。
スライドドアから乗り降りをするため、隣に駐車された車との距離も気になりません。そのため、子供自身で乗り降りする際も安心です。 ラゲッジスペースは日常生活で十分な容量ポルテのテールゲートを開けると、約354L(2WD車)のラゲッジスペースが広がっています。ラゲッジスペースの下には、デッキアンダートレイが備わっており、小物の収納に便利です。
テールゲートを開けたときの開口部も大きく確保されています。幅1,040mm(最大)、高さ810mmの開口部から、かさばる荷物も楽に積み降ろし可能です。 人も荷物も思い通り!多彩なシートアレンジポルテの内装は、多彩なシートアレンジも特長のひとつです。分割式のリアシートを採用したモデル(2WD車のみ)であれば、クッションチップアップ機構が備わっています。
クッションチップアップ機構とは、シートの座面を跳ね上げられる構造のことです。シートの座面を上げることで荷物の積載スペースが広がり、26インチまでの自転車やベビーカーも、テールゲートを使うことなくスライドドアから積み込めます。 乗る人全員が便利に使える収納スペースポルテの内装に標準で備わっている収納スペースについて紹介します。助手席部分の収納スペースは、アッパートレイ・グローブボックス・カップホルダー・ドアホルダー・インパネロアポケット・買い物フックです。
運転席側には、アッパートレイ・小物入れ・ポストカードホルダー・チケットホルダー・カードホルダー・ドアポケット&ボトルホルダーが備わっています。
後方には、アンブレラホルダーやポケット&カップホルダーも備わっているため、後部座席に座る人でも快適に過ごせる内装です。  トヨタ ポルテの内装はグレードによって個性が変わる子育て世代に重宝する内装に設計されたポルテですが、グレードにより装備が異なります。ポルテのグレードは4つです。ここからは、4つのグレードの違いとそれぞれに標準装備されている内装の特長を解説します。
どのグレードが自分のライフスタイルに合うか、参考にしてください。 運転を代わりたくなくなる最上級グレード【G】最上級グレードに位置するグレードGは、さまざまな装備が充実しています。
例えば、スーパーUVカット機能のあるフロントドアガラスです。スーパーUVカット機能があることで運転時の日焼けも気になりません。撥水機能もあるため、雨天でも視界が悪化することなく運転ができます。
他のグレードにはない花粉除去モード付きのオートエアコンや、温熱シート(運転席)の採用も特長のひとつです。最上級グレードならではの快適な運転ができます。 外遊び大好きな子供がいても安心【F】子供と一緒に外遊びやアウトドア、レジャーを楽しむファミリーユーザーにうれしいグレードです。
グレードFは、セパレートシート、撥水タイプのシート表皮を使用しています。そのため、水遊びなどで衣類が濡れていてもシートの汚れは気になりません。
シートカラーは、他のグレードにはないフロマージュカラーが魅力です。「F」以外のグレードはブラックやプラムといった落ち着いた印象のカラーリングがですが、フロマージュカラーは明るさを感じられる室内が広がります。 大切な人と部屋で過ごすような空間【Y】ポルテの中でも、唯一ベンチシートを採用しているグレードがYです。ベンチシートを採用したことで、運転席と助手席の一体感が出ています。部屋のソファーでくつろぐような感覚を味わうことが可能です。
内装カラーも、シックで落ち着いたプラムを採用しています。ベンチシートの中間には、紙パックも置けるカップホルダー付きのクッショントレイが内蔵されており、使い勝手の良いグレードです。 シンプルな内装を求めるなら【X】グレードXは、ポルテの中でも最もシンプルでベーシックな内装です。
フロントシートはセパレートシートが採用されています。リアシートは分割式ではなく、一体可倒式です。そのため、他のグレードのように座面が分割できません。
エアコンの操作パネル部分も、メッキリングがないシンプルなデザインです。 |