クラウンの内装は上品でラグジュアリートヨタ クラウンは、フラッグシップモデルとして幅広い年代の人々から支持されてきました。国内自動車メーカー販売車種の中でも歴史ある車で、圧倒的な知名度を誇ります。ラグジュアリー感漂う上質な乗り心地について、一度乗ったことがある方ならうなずくのではないでしょうか。
現行モデルは2022年に発表された16代目ですが、2023年6月時点でセダンはラインナップされていません。本記事ではセダンに魅力を感じている方に向けて旧型となる15代目クラウンのグレードごとの違いやオーナーレビューを紹介します。中古車購入を検討している方はぜひ参考にしてください。 目次 - クラウンの内装は上品でラグジュアリー
- クラウンは居心地の良い高級感のある内装が魅力
- クラウンの魅力的な内装はグレードごとに異なる
- クラウンは内装の他にも魅力がたくさん
- ラグジュアリーな内装のクラウンの乗り心地とは
クラウンは居心地の良い高級感のある内装が魅力日本国内のみならず、世界中の人々から愛され続けてきたトヨタ クラウンは、上品かつ高級な内装が魅力です。まず、クラウンの歴史を振り返ってみましょう。 登場は1955年1955年、純国産車の生産にこだわっていたトヨタは、満を持してトヨペット・クラウンを発表しました。初代モデルの誕生です。初代以降、常に革新を目指し、幾度もモデルチェンジを繰り返してきました。
現行モデルは、2022年7月にフルモデルチェンジが発表された16代目です。「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4つのボディタイプをラインナップするとの意向が示されていますが、2023年6月時点で購入可能なのは「クロスオーバー」のみです。セダンの新型クラウンが欲しい方は、販売開始を待ちましょう。 クラウンの新車当時の価格・中古車相場新型クラウンの誕生により、15代目クラウンは販売終了となりました。したがって、旧型となった現在は中古車購入でしか入手できません。当時の新車価格は、ガソリンモデル509万9,000円~575万9,000円、ハイブリッドモデル489万9,000円~739万3,000円でした。
2023年6月時点の中古車相場価格は、クラウン全体で236.9万円~733万円となっており、お得に購入が可能です。低年式モデルの中には、車両本体価格が50万円を切っているものもあります。自分の好みや希望条件と照らし合わせて探してみましょう。  画像:トヨタ自動車 クラウンの魅力的な内装はグレードごとに異なるクラウンのこだわりは、触感や使用感など乗る人の五感に響くような品質を追求したつくりに表れています。どこに触っても、上質な心地良さを体感できる素材を使用した内装です。
15代目クラウンは、ラグジュアリー仕様の標準グレードと、スポーティー仕様のRSグレードに分けられます。内装はグレードごとにどのような特徴があるのか解説します。 標準仕様はシンプルな内装上質でラグジュアリーな内装を追求した標準仕様グレードは「B」「S」「G」「G-Executive」です。派手ではないものの、高級感が漂うシンプルでモダンな雰囲気にまとめられています。
4グレードの違いは、内装カラーやシートの素材です。「B」にはファブリックシート・「S」にはブランノーブ+合成皮革のコンビシートが採用されています。「G」および「G-Executive」は、本革シート採用です。
「B」の内装カラーはブラック一色で、他の3グレードはブラック・ヴァログレー・コガネの3色から選べます。「G-Executive」には、本杢調インテリア加飾があしらわれており、最上級グレードらしい雰囲気です。 スポーツタイプ【RSライン】専用エアロパーツが特徴のスポーティーモデルには「RS-B」「RS」「RS-Advance」の3グレードが用意されています。RSラインは、カーボン調のインテリア加飾をはじめ、内装も外装同様スポーティー仕様です。
内装カラーやシート素材がグレードにより異なります。「RS-B」はファブリック・「RS」はファブリック+合成皮革・「RS-Advance」は本革仕様のシート素材です。
3グレードともにブラックの内装カラーが用意されています。「RS-B」は一色のみですが「RS」はシルバーまたはレッドのステッチカラーを選択可能です。「RS-Advance」にはホワイトも用意されています。 特別仕様車はラグジュアリー15代目モデル クラウンの特別仕様車は、2種類用意されています。
「RS」をベースとした「RS”LimitedII”」は、ダークカラー・メッキ・メタルといったスタイリッシュな雰囲気を醸し出す演出が魅力のグレードです。シートはシルバーステッチの本革仕様で、ダークグレー×ブラックの専用内装カラーとなっています。
「S」をベースとした「S”Elegance Style III”」は、名前通りエレガントさが際立つ内装です。随所に採用されている琥珀色と、ヘリンボーン柄木目調のインテリア加飾が調和して、優雅で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。シート素材は、ブランノーブ+合成皮革です。  画像:トヨタ自動車 クラウンは内装の他にも魅力がたくさんクラウンは、トヨタが日本人による設計・開発にこだわった純国産車です。日本の狭い道路事情にマッチした取り回しの良さや、快適な乗り心地が高く評価されています。
グレードごとに異なる特徴の内装がポイントですが、他の魅力についてもチェックしてみましょう。 車両サイズはグレード共通クラウンの車両サイズは、グレードによる違いはありません。2WDと4WDでは、全高サイズに若干の違いがあります。主な基本スペックは、下記表を参照してください。
ガソリン【2WD】 - 車両サイズ(mm):4,910×1,800×1,455
- 車両重量(kg):1,720~1,730
- エンジン:直列4気筒ターボ
- WLTCモード燃費(km/L):12.4
ハイブリッド【2WD】 - 車両サイズ(mm):4,910×1,800×1,455
- 車両重量(kg):1,730~1,900
- エンジン:直列4気筒+ニッケル水素電池 / V型6気筒+リチウムイオン電池(3.5L)
- WLTCモード燃費(km/L):16.0~20.0
ハイブリッド【4WD】 - 車両サイズ(mm):4,910×1,800×1,46
- 車両重量(kg):1,820~1,890
- エンジン:直列4気筒+ニッケル水素電池
- WLTCモード燃費(km/L):18.2
運転支援も最先端のデジタルを採用15代目クラウンは、車の機能を拡張するコネクティッドと、デザイン・走り・安全性能の進化を追求した初代コネクティッドカーとして発表されました。快適で便利なサービス提供が魅力のTコネクトを利用可能です。
全グレードに、遠視点ディスプレイ+トヨタマルチオペレーションタッチによる構成のダブルディスプレイが標準搭載されています。運転中に焦点を合わせやすい遠視点ディスプレイは、通常モードはナビ画面表示です。
トヨタマルチオペレーションタッチは、通常モードはエアコン画面表示で、マルチメディア機能や空調設備などをスマホ感覚でタッチ操作できます。 快適な車内を保つ装備が多数クラウンが高級車として認知されている理由には、ストレスをできる限り少なくしたこだわりの快適装備があります。
例えば、パワーイージーアクセスシステムです。エンジンスイッチやシートベルトの脱着と連動して、シートやステアリングが自動で動き、ドライバーが乗り降りしやすい状態を自動で作り出してくれます。
半ドア状態の際に自動で閉めてくれる、イージークローザーも便利です。一部のグレードは、標準搭載ではないため確認しましょう。 ステアリングにも運転アシストを装備ステアリングには、運転しながら操作可能なスイッチが搭載されています。ドライブ中に、ステアリングから手を離すことなく、オーディオ機器・運転アシスト機能などを操作可能です。
簡単なスイッチ操作で、知りたい情報をマルチインフォメーションディスプレイに表示できます。不必要に視線を移動することなく、運転に集中できるコックピットです。  画像:トヨタ自動車 ラグジュアリーな内装のクラウンの乗り心地とはクラウンの高級感あふれる内装と、快適な乗り心地には定評があります。セダン人気が低迷しているとはいえ、車高が高いモデルでは得られない低重心設計ゆえの快適な乗り心地が魅力です。ここでは、実際に体験しているクラウンのオーナーレビューをチェックしてみましょう。 乗り心地の満足度が高い日本最大級の車SNSサイトであるみんカラには、たくさんの口コミ・レビューが寄せられています。クラウンのデザイン・走行性能・乗り心地については、高評価が多数です。
一例として『真っ直ぐ走る高速安定性は抜群。タイトなコーナーでも、車の状態が極めて安定していて不安無く快適に曲がる。とにかく、一度試乗すれば、抜群の安定感は納得できると思います。』といった声は参考になります。 見た目への優越感も好評クラウンを所有しているという満足感や優越感に浸れることを、満足している点に挙げているオーナーレビューも多数あります。クラウン独自のボディカラーを楽しめるのも魅力です。
みんカラのレビューには『所有する満足度は高い』という声や『高級車としてボディラインはシャープで品格ある造形は綺麗、上品』という口コミがあります。ステータスシンボルのひとつとして、 自尊心を満たす効果もあるようです。 |