光岡バディ(Buddy)は、メッキグリルや角型ヘッドライトなど各所にノスタルジックなアメリカ車を感じさせてくれる車です。日本の光岡自動車が開発したバディは、ベースになった車があり、さまざまな共通点があります。
国産車とは思えない、その独特の外観からは想像できないような内装も特徴的です。この記事では、バディの内装の特徴やベース車との違いを解説します。最後まで読むと、バディの魅力がより理解できるでしょう。 目次 - 光岡バディは内装と外装のギャップが魅力
- 光岡バディの内装からわかる快適な乗り心地
- 光岡バディのスペックや内装をRAV4と比較
- 内装の似ている光岡バディとRAV4は中古車も視野に検討しよう
光岡バディは内装と外装のギャップが魅力バディは国産車とは思えない、どこかアメリカ車を思わせるエクステリアデザインです。しかし内装を見ると、そのギャップに驚く人もいるでしょう。バディの外装や内装の特徴を紹介します。バディがどのような車なのか、まずは理解しておきましょう。 ベースはトヨタ RAV4アメリカ車を思わせるバディには、ベースとなった車があります。それが、トヨタのRAV4です。バディの内装はRAV4のあらゆる部分がそのまま踏襲されています。
RAV4をベースに開発されたバディは、光岡自動車にとって初となるSUV車です。車名「バディ」は「その人の物語にそっと寄り添い、そばにいてくれる相棒であってほしい」といった願いから、付けられた由来があります。
販売開始当初から話題となったバディは、2023年5月現在、ベース車であるRAV4の生産遅れにより、納期が1年6か月~2年と長くなっています。 ボディカラーが豊富バディのボディカラーは、モノトーンとツートンがラインナップされています。
モノトーンは、以下の12色です。 - グローブワンホワイトパール
- T800シルバーメタリック
- ベルベットレッドマイカ
- ダブルエックスブルーマイカ
- MJブラックマイカ
- ガンメタリック
- グランジデニムブルーパール
- 80'sミント
- デイ・オブ・グリーンマイカ
- スリラーレッド
- 95イエロー
- ディープパープルメタリック
ツートンは以下の6種類です。 - ノースカロライナブルー・ホワイト
- ストリートホワイト・ホワイト
- トップガングレー・ホワイト
- スターオレンジ・ホワイト
- フューリーイエロー・ホワイト
- ビーチベージュ・ホワイト
(※上記は2023年5月現在の情報です) ダイナミックな外装と先進的な内装が融合バディの外観は、1970年代を思わせるアメリカンテイストでダイナミックなデザインが特徴的です。国産車では見かける機会がなくなった逆スラントノーズデザインも、アメリカ車のような雰囲気を放っています。
アメリカ車のノスタルジックな雰囲気と、新型車ならではの装備がマッチしているのが魅力です。  光岡バディの内装からわかる快適な乗り心地ここからはバディの内装をさらに詳しく紹介します。
バディの内装は、その外観からは想像できないようなデザインです。アメリカンなイメージを感じさせながらも、車内に乗れば快適かつ安心感のある装備が備わっています。 ゆとりのある室内空間下記はバディの室内寸法です。
室内全長(mm):1,890 室内全幅(mm):1,515 室内全高(mm):1,200~1,230
バディの内装は、より開放感を味わえるような電動パノラマムーンルーフが備わっています。広々と確保されたレッグスペースと合わせると、乗車定員5人全員を乗せたとしても、バディのゆとりある空間を感じられるでしょう。 先進安全装置の搭載バディは快適な乗り心地を実感できるのみならず、安全技術にも重点を置いています。
バディに備わっている安全技術は、例えばプリクラッシュセーフティです。車両と自転車や歩行者が、衝突の危険があると判断された場合に、ブザーや自動ブレーキで衝突回避・被害軽減サポートを行います。
車両前後の静止している障害物を検知し、衝突被害を軽減するシステムもバディの安全装備の一部です。先進安全装置をはじめとした、あらゆる装備が備わっているため安心して運転ができます。 デザイン性の高いシートの採用バディはグレードごとに用意された、バリエーション豊かなシートが特徴的です。どのシートもデザイン性が高く、上質な室内空間を演出しています。
運転席は最大8ウェイのパワーシートを選択可能です。8ウェイなら「前後・上下・リクライニング・チルトアジャスター」の全8方向の調整ができます。
運転席と助手席に温熱シート・ベンチレーションが搭載されたグレードもあり、ドライバー以外の快適性も考えられている車です。  光岡バディのスペックや内装をRAV4と比較ここからは、バディとベース車となったRAV4を比較してみましょう。外観からは共通点があるとは思えない方もいるかもしれません。バディとRAV4のスペックや特徴を比較してみると、共通点や似通った部分が発見できます。 ボディサイズやエンジンの違い下記は車体のサイズやエンジンなどの比較です。
【バディ】 車体寸法(全長×全幅×全高・mm):4,730×1,865×1,685~1,690 車両重量(kg):1,550~1,670 駆動方式:2WD・4WD エンジン:2.0L直列4気筒 エンジン最大出力(kW):126 エンジン最大トルク(N・m):207 車体寸法(全長×全幅×全高・mm):4,730×1,865×1,685 車両重量(kg):1,670~1,740 駆動方式:2WD・E-Four エンジン:2.5L直列4気筒 エンジン最大出力(kW):131 エンジン最大トルク(N・m):221 フロントモーター最大出力(kW):88 フロントモーター最大トルク(N・m):202 フロントモーター最大出力(kW):40 フロントモーター最大トルク(N・m):121 (※上記は2023年5月現在の情報です)
【RAV4】 車体寸法(全長×全幅×全高・mm):4,600~4,610×1,855~1,865×1,685~1,690 車両重量(kg):1,500~1,630 駆動方式:2WD・4WD エンジン:2.0L直列4気筒 エンジン最大出力(kW):126 エンジン最大トルク(N・m):207 車体寸法(全長×全幅×全高・mm):4,600~4,610×1,855~1,865×1,685~1,690 車両重量(kg):1,620~1,700 駆動方式:2WD・E-Four エンジン:2.5L直列4気筒 エンジン最大出力(kW):131 エンジン最大トルク(N・m):221 フロントモーター最大出力(kW):88 フロントモーター最大トルク(N・m):202 フロントモーター最大出力(kW):40 フロントモーター最大トルク(N・m):121 (※上記は2023年5月現在の情報です) 内装の大きな違いはシート素材とカラーRAV4は、バディとは異なるシート素材の採用やカラーリングが施されています。RAV4のシート素材は、ファブリックもしくは合成皮革の2種類です。合成皮革素材のシートには、オレンジかライトグレーのステッチが施されます。
バディにもステッチありのオプションがありますが、RAV4との違いはステッチカラーです。バディはボディカラーの近似色がステッチカラーとして使用されます。  内装の似ている光岡バディとRAV4は中古車も視野に検討しようバディはベース車となっているRAV4と内装や外装でさまざまな違いがあり、価格にも反映されています。ここからは価格面について、バディとRAV4を比較してみましょう。
バディは新車注文に対して生産スピードが追い付かず、納車までの日数が1年6か月ほど必要です(2023年5月現在)。「早く乗りたい」と考えている方は、中古車も検討しましょう。 光岡バディの新車価格バディは7つのグレードをラインアップしています。以下はグレード別の価格です。
20LX(4WD):608万9,600円 20DX(4WD):588万6,100円 20ST(4WD):538万6,700円 20ST(2WD):519万900円 HYBRID DX(E-Four):647万2,400円 HYBRID ST(E-Four):596万5,300円 HYBRID ST(2WD):574万4,200円 (※2023年5月現在の情報です) 光岡バディとRAV4の中古車相場下記はバディとRAV4の中古車価格です。
バディ:668万円~729万8,000円 RAV4:182万5,000円~584万6,000円
中古車の市場に出回っているバディは、平均走行距離6,134kmの車が流通しています。中古車の平均価格は703万3,000円です。
中古車の市場に出回っているRAV4は、平均走行距離2万6,128kmの車が流通しています。中古車の平均価格は328万円です。 (※2023年5月現在の情報です) |