ルーミーの内装を徹底解剖トヨタはこれまでSUVやミニバン、コンパクトカーなど、数多くの人気車を生み出してきました。その中でも、ルーミーは2022年の新車販売台数4位になるほどの人気の車です。
ルーミーの購入を検討している方の中には、内装をもっと詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。
この記事では、内装に関するスペックなどについて解説します。各グレードの内装の差異についても解説しますので、各グレードの内装の違いを知りたい方はぜひご覧ください。 目次 - ルーミーの内装を徹底解剖
- ルーミーの内装を徹底解剖
- ルーミーの内装をグレード別でチェック
- ルーミーの内装において収納・荷室は注目ポイント
- ルーミーの内装をライバル車「ソリオ」と比較
ルーミーの内装を徹底解剖トヨタ ルーミーには、XやG、G-Tなど複数のグレードが存在します。ここではルーミーのグレードや新車価格について解説しますので、グレードごとの価格差を知りたい方はぜひご覧ください。
この他にもルーミーの使い勝手の良さを高めてくれるスライドドアなど、ルーミーの注目ポイントについて解説します。 グレード一覧と新車価格ルーミーの各グレードにおける新車価格は次のとおりです。
■トヨタ・ルーミー 新車価格 X(2WD):156万6,500円 X(4WD):174万2,500円 G(2WD):175万3,500円 G(4WD):192万9,500円 G-T(2WD):187万4,500円 カスタムG(2WD):192万4,000円 カスタムG(4WD):210万円 カスタムG-T(2WD):205万6,000円 (2023年2月時点の情報です)
ルーミーのグレードは全てガソリン車で、4WDのグレードは3種に限定されています。 内装に関するスペックルーミーの内装に関するスペックは次のとおりです。
全長(X/G/G-T):3,700mm 全長(カスタムG/カスタムG-T):3,705mm 全幅:1,670mm 全高:1,735mm 最低地上高:130mm 室内長×室内幅×室内高:2,180mm×1,480mm×1,355mm 室内定員:5名 (2023年2月時点の情報です)
わずかではありますが、カスタムGやカスタムG-Tのみ全長が長く設計されています。 車内が広くて使いやすいシートアレンジをしなくても室内空間は広く保てる点は、ルーミーの魅力のひとつです。この点は全グレード共通で、コンパクトカーにもかかわらず5人乗車しても室内空間に余裕があります。
空間の広さは居心地の良さに直結しているため、ユーザーにとってありがたいポイントといえるでしょう。地上高130mmという低床さは、乗り降りのしやすさにもつながり利便性にも長けています。 便利なスライドドアルーミーの利便性をさらに高めているのが、スライドドアです。ルーミーでは、両側にパワースライドドアが設置されています。予約設定の必要はありますが、車両に近づくと自動で開くウェルカム機能があるため使いこなすと便利です。
荷物を両手で抱えている時でも簡単に乗り降りできるだけでなく、ドアの挟みこみを防止する機能も付いているため安全性にも配慮が行き届いています。  ルーミーの内装をグレード別でチェックルーミーの内装は、エントリーグレードのXや上級グレードのGなど、グレードによって違いがあります。ドライブの楽しみ方は内装の違いでも変わってきますので、ルーミーの各グレードの内装を知りたい方はぜひご覧ください。 シックな配色の「X」ルーミーのエントリーグレードXの室内は、ブラックにアクセントカラーのアッシュブラウンを添えたカラーが採用されています。
室内のカラーを2色に設定することで単調な印象は薄まり、アッシュブラウンという深みのあるカラーが室内に落ち着きのある空間を作り出しました。
各部位へのメッキ加飾やシルバー加飾が省かれている点も、室内の穏やかな雰囲気を支えているポイントのひとつといえるでしょう。 高級感がアップする「G」「G-T」GやG-Tは、Xの上位グレードとして設定されているグレードです。シートカラーはXと同様にブラック×アッシュブラウンが採用されています。見た目で異なる点としては、メッキ加飾やシルバー加飾が採用されている点です。
特別目立つわけではありませんが、エアコンサイドレジスターやシフトレバーボタンなど、さりげない場所に添えられた加飾が落ち着いた空間に華やかさも作り出しています。センタークラスターもピアノブラック調になり、質感が向上しました。 アクセントカラーが際立つ「カスタムG」「カスタムG-T」カスタムGやカスタムG-Tのシートカラーは、他グレードと異なります。ベースカラーはブラックですが、アクセントカラーはブルーです。これにより、これまでのブラウンと比べてより重厚感のある空間が作り出されています。
撥水機能が付与されている点も、2種グレードの特徴のひとつです。GやG-Tと同様にメタル加飾やシルバー加飾が施されています。
新たにドアトリムオーナメント表皮も追加され、スピーカー数も2から6になるなど、よりエレガントな空間を望む方におすすめのグレードといえるでしょう。 内装と外装のカラーの組み合わせルーミーはカラーの組み合わせも多様です。室内カラーに合わせたカラーを自由に選択できます。
■X/G/G-Tグレードの場合 レーザーブルークリスタルシャイン:△ ターコイズブルーマイカメタリック:〇 クールバイオレットクリスタルシャイン:△ プラムブラウンクリスタルマイカ:△ ファイアークォーツレッドメタリック:〇 ブライトシルバーメタリック:〇 パールホワイトIII:△ ブラックマイカメタリック:〇 ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック:設定なし ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII:設定なし ※〇=標準装備、△=メーカーオプション
■カスタムG/カスタムG-Tの場合 レーザーブルークリスタルシャイン:△ ターコイズブルーマイカメタリック:〇 クールバイオレットクリスタルシャイン:△ プラムブラウンクリスタルマイカ:△ ファイアークォーツレッドメタリック:〇 ブライトシルバーメタリック:〇 パールホワイトIII:△ ブラックマイカメタリック:〇 ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック:△ ブラックマイカメタリック×パールホワイトIII:△ ※〇=標準装備、△=メーカーオプション (2023年2月時点の情報です)  ルーミーの内装において収納・荷室は注目ポイントルーミーは、コンパクトカーでありながら荷室も広く使い勝手の良い車です。ここでは、ルーミーの使い勝手をさらに高めている収納やシートについて解説します。
中でも収納は車種によって配置やサイズも異なるため、使い勝手を知るうえでもぜひご覧ください。 コンパクトでも収納力が高いルーミーは、車内のいたる所にボックスやトレイなどの収納スペースが設置されています。助手席に配置された大型のオープントレイには、財布や本、眼鏡などの小物を置くことも可能です。
オープントレイのすぐ下には、書類をしまえるグローブボックスもあります。お買い物フックもあるため、ちょっとした買い物であればこれらだけでも事足りるでしょう。
この他にも靴をしまえるアンダートレイなど、レジャーに生かせる収納スペースもあります。 シートアレンジでフルフラットにルーミーには、スライドもできる6:4分割倒式リヤシートが採用されています。シートは、荷室側からのスライド操作も可能です。最大240mm前後できるため、荷物の大小に合わせてシートを活用できます。
リヤシートが前に倒せるため、サイズの大きい自転車やカーペットのような長物の積載も可能です。
運転席と助手席の間には20cm程空間があるため、シートの移動に対する負担も軽減されています。ウォークスルーができる点はさまざまな場面で活躍することでしょう。  ルーミーの内装をライバル車「ソリオ」と比較ルーミーは、コンパクトカーとして多くのユーザーに愛され続けています。しかし、コンパクトカーとして注目を浴びているのはルーミーだけではありません。スズキ ソリオなど、他にもライバル車は多く存在します。
ここではライバル車としてソリオについて解説しますので、ルーミーと他車を比較したい方はぜひご覧ください。 スズキ ソリオスズキ ソリオの新車価格は次のとおりです。 ガソリン車:158万1,800円~170万7,200円 ハイブリッド車:185万200円~222万2,000円 (2023年2月時点の情報です)
スズキ ソリオの室内スペックは次の通りです。 室内長:2,500mm 室内幅:1,420mm 室内高:1,365mm
室内長はソリオに分があり、室内高はルーミーのほうが勝っています。ソリオは室内高に余裕がない分、長物などの積載に適した車種です。
運転席にはシートリフターがあるため、ドライビングポジションにこだわりたい方にも適しています。 中古車相場を比較ルーミーやソリオは収納スペースも多く、使い勝手の良さから中古車としても多くのユーザーから注目を浴びています。
中古車も視野に入れている方にとって、どちらがリーズナブルな車種なのかは気になるところでしょう。2023年2月のbty中古車相場は次のとおりです。
ルーミーの中古車相場:39.8万円~274万円 ソリオの中古車相場:89万円~350万円
このように、ルーミーの方がよりリーズナブルな価格で販売されています。 |