レクサスESはフルモデルチェンジするのに、ISは何でしないんですか?? -
レクサスESはフルモデルチェンジするのに、ISは何でしないんですか?? トヨタにとって費用対効果が薄いから。今のトヨタ/レクサスの新世代プラットフォームの中で、内燃機関搭載でかつ後輪駆動レイアウトのミドルサイズ用のものがありません。
後輪駆動乗用車用プラットフォームで、現時点で存在するのが大型サイズのLS/LC用のものと、LS/LC用のもので全幅を狭めた改造版であるクラウンセダン/MIRAI用のものです。
一時期、ISのフルモデルチェンジについて、このクラウン/MIRAI用プラットフォーム採用で行う事を検討しましたが、断念しています。
その理由ですが、このプラットフォームが元々大型のLS/LC用である為、このプラットフォームで車を成り立たせても重すぎるという致命的な欠点があったからです。
クラウンでさえ、この重量増に対してやれる事をやっても解決には至らず、S220クラウンは異例の早さで現行型にフルモデルチェンジする事になり、このプラットフォームが失敗作である事を認める形になりました。
この失敗作プラットフォームで、スポーツセダンを標榜するISを作ってもメリットが無く、デメリットがあるのが明らかなので、2020年には現行プラットフォームのままビッグマイナーチェンジを行いました。
同じく、採用出来るプラットフォームが無いGS、RCについては、販売不振もあり、モデル廃止となっています。(RCも今年になってオーダーストップ⇒販売終了)
このような環境下にあり、トヨタにはこのクラスの車の為、新しいプラットフォームを開発する予定がありません。
若干の時期見直しがあるかも知れませんが、電動化を進める基本方針の中で、内燃機関&後輪駆動の車は今後も量販は期待出来ないので、縮小傾向は変わらないはずです。
ISについては次期モデルの噂はありますが、具体性ある情報が無いのは、このような経緯があるからです。
一方でESの方は事情が異なります。
ESはレクサス立ち上げ当初から、LSとともに基幹車種であり続け、レクサスを育てた主戦場である北米市場では現在も根強い人気があります。
また、ESのプラットフォームは中大型前輪駆動用プラットフォームであり、レクサスでも売れ筋のRX、NXの他に、LM、TXにも採用されています。
また、トヨタブランドでも北米のベストセラーであるカムリ、RAV4の他に、クラウンシリーズ(セダン除く)も同じプラットフォームです。
このように、トヨタの販売の中心となるモデルと同じハードウェアを共有する事で全体のスケールメリットを享受していますし、北米では現地工場での生産もしている事も昨今のご時世を考えると、トヨタの中でも優位性があります。
ESも次期モデル以降、どうなっていくのか分かりませんが、ISと比べればモデル存続のハードルは高くないと思います。 ESは、DセグFFでドル箱プラットフォーム、カムリの兄弟車
対してISはDセグFR クラウンと兄弟車でしたが、クラウンセダン以外がカムリ化及びそのプラットフォームも廃止されたのでどうするのか?クラウンセダンのように燃料電池車としてのレクサスになるかもしれないですね。
トヨタ車でFRでなければならない理由はあまりないのでカムリESがあればいいじゃないですか? 今開発しているところのはず。急がば回れ。欠陥のないいい車を生み出してほしい! ISは、すでにモデルチェンジしているから 恐らく次期型ISは、EVセダンとして開発準備していた筈です。
豊田章男会長が今後のEV戦略について語った場で、次期型ISと考えられるEVセダンがお披露目されています。
プラットフォームを新造するにあたり、内燃機関との併用を想定せずにEV専用プラットフォームを設計した方が、EVとして理想的なプラットフォームになります。
次期型ISがEV専用セダンとして準備していたのであれば、昨今のEV減速の世界情勢で新型EV車の登板を見送っていると考えられます。 海外でそのサイズのセダンを他に出してないからですね!
カムリがあるのでESも続いた訳ですが、実際ニーズがある北米、中国ではフルサイズのセダンの方が人気でコンパクトセダンはやはり人気は低めです。
出ないことはないと思ってるのですがなかなか予算かけるの難しいと思いますね
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