免許証の中型車（８ｔ）に限る、の記載について - 平成19年

免許証の中型車（８ｔ）に限る、の記載について
平成19年６月2日以降に免許証の更新をした場合は、中型車は中型車（８ｔ）に限る、と記載されていますが、平成２２年７月に更新した息子の免許証には普通免許と記載されています。平成１９年８月（当時１９才）に免許取得したので年齢が関係しているのでしょうか。この場合、中型限定を必要とする仕事はできませんか。

＞この場合、中型限定を必要とする仕事はできませんか。
できません。道路交通法改正により、平成１９年６月２日以降に取った普通免許で運転出来る車両は、「車両総重量５ｔ未満、最大積載量３ｔ未満、乗車定員１０人以下」に限られます。当規定外の車両を運転すれば、『無免許運転違反』となります。ゆえに、例えば車両総重量５ｔ未満のトラックでも、最大積載量が３ｔ以上であれば運転できません。「何トントラック」という表現も実に曖昧なので、車検証できちんと確認することを息子さんにお薦めします。

ちなみに、旧普通免許で運転出来る車両は、「車両総重量８ｔ未満、最大積載量５ｔ未満、乗車定員１０人以下」です。

中型免許を必要とする職業に就きたいのであれば、中型免許を取るよう、薦めてみれば良いと思います。普通免許免許を取得して２年以上経過していますので、中型免許の資格要件は満たしています。

年齢ではなく、「取得した日」の問題です。
2007年6月2日から法改正され、その前後で「普通自動車免許」の範囲が変わっています。
法改正以前に普通自動車免許を取得していた人は、更新し続ける限りその権利がずっと継承されます。これが、法改正後の区分でいえば「中型車（８ｔ）」に相当するわけです。
一方、法改正後に普通自動車免許を取得した人は、更新しても法改正後(現行)の普通自動車免許のままです。当然、(道交法の区分による)普通自動車しか運転できません。

平成１９年６月以前に「普通免許」を取った人は、おおむね４トン車まで運転できる免許です。
平成１９年６月２日に免許制度が改正され、「中型免許」ができ、昔の普通免許は、現行の免許制度で運転できる範囲は
中型（８ｔ限定）と変わりました。
それ以後に普通免許を取ると、現行の普通免許となり、おおむね２ｔ車までの車しか運転できません。
免許の取得時期で、乗れる範囲が変わってしまうため、そのような表記になります。これは、暫定措置です。

平成19年6月より中型免許ができました。
それ以前から普通免許を持っている人は中型(8t限定)の免許に変わったのです。
現在の普通免許では4t車に乗ると、無免許運転になります。
以前から4t車に乗る仕事をする人のために8t限定免許ができたようですよ。
限定なしの中型免許は更新時の適性検査が大型免許と同じ基準ですが、中型8t限定は以前からの基準と同じです。

年齢ではなく取得時期です。
制度改正後に免許を取った人は中型自動車に属する自動車を運転出来ません(４トントラック等)。
ちなみに自動車学校卒業時期でもありませんので、19年4月に卒業していても免許センターで学科を受けたのが６月なら新普通自動車の免許になります。
中型が必要な業務なら新規に取得が必要です。

＞平成１９年８月（当時１９才）に免許取得＜
2007年（平成19年）6月2日から
・・・・ 最大積載量・・・ 車両総重量・・・・・ 乗車定員
大型 ６，５００キロ以上 １１，０００キロ以上 ３０人以上
中型 ６，４９９キロ以下 １０，９９９キロ以下 ２９人以下
８トン ４，９９９キロ以下 ７，９９９キロ以下 １０人以下ーそれ以前の普通免許
普通 ２，９９９キロ以下 ４，９９９キロ以下 １０人以下
積載量＋トラック(車）＋人＝車両総重量
人は一人で５５キロで計算されます。
１８才で普通免許、普通免許習得２年で中型免許、普通免許習得３年で大型免許です。
普通免許では、
なお最大積載量が２トンでも、車両総重量が５，０００キロ以上のトラックには乗れません。
車検証で確認してください、警察に見つかり取り消しになっているドライバーもいますので。
年齢ではなくて、普通免許を習得した日にちです。