夏タイヤは残溝が何ミリ以下になったら、交換するのが望ましいですか?
夏タイヤは残溝が何ミリ以下になったら、交換するのが望ましいですか?車屋です
当社では2.99mm以下で交換推奨させて頂いております。
また、製造年から8年以上経過したタイヤも同じくです。
2.99mmの根拠として、JAFのウェットグリップ性能実験のデータをご案内しております。
急ブレーキを使った場合の制動距離に大きな差が出るのが約3mmからだからです。
フロントタイヤは急ブレーキの時に割とつぶれたような状態になります。
つぶれた排水溝では処理能力が低くなるということかと思われます。
タイヤに限らず、すべての消耗品は、早期交換しても悪いことはコスト以外なにもありません。
ところが、無理に引き延ばすとかえってハイコストにつながるように車はなっています。
たとえばプラグを交換時期すぎて使用したらIGコイルまで壊れてしまう。
ブレーキパッドを交換時期すぎて使ったためにディスクローターまで交換。
エンジンオイル交換をしなかった為にガスケット交換
などのことです。
ご参考にされてください 残溝は3ミリ程度ですが、その前でもグリップが怪しくなったら換える方が良いですよ。
新品タイヤの溝の深さは、
一般的に夏用タイヤで約8ミリ程度です。
タイヤの溝が浅くなると、
ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなったり、ブレーキ性能が低下します。
そのため、タイヤの溝が1.6ミリ以下になると、車検に通りません。
一般的なタイヤの交換時期は、溝の深さが4ミリを下回る頃が目安とされています。
(4ミリ以下から徐々に、
グリップ力とウェット性能が低下します)
※望ましい理想的な交換なら4ミリ程度です。
※安全に走行するためには、最低タイヤの溝の深さが3ミリ程度になったら交換しましょう。
4mm程度になったら、交換した方がいいです。
法的には走れますが、ある実験によれば、4mmくらいから、制動距離(ブレーキを踏んでから止まれるまでの距離)が急に長くなっていくそうです。
また、それくらい溝が浅いですと、ハイドロプレーニング現象(水たまりなどを高速で走っていて、水の上に浮かぶみたいになってハンドルが効かなくなる)が起きやすくなると言われています。
ですので、法的に使用禁止になる1.6mmまで粘るのではなく、4mm程度になったら交換した方がいいでしょう。
私も3.0mmを使用限界と考えています。
理由は雨の日の停止距離が著しく悪くなる変化点だから。
以下BSのサイト情報です。
他社のサイトにも同様な情報が有ったと思います。
https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/groove-depth/
3ミリ切ったら絶対に交換です。
なにも限界(1.6mm)まで無理しなくていいです。
もう3ミリ切ったら、そのタイヤの性能は失われています。
ただ違法ではないだけです。
わざわざ劣化したタイヤを履きつづけてスリルを味わうべきでしょうか。
わずかなタイヤ代をけちって自分の人生や他人の人生を壊すリスクを増やしたいでしょうか。
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