日産の新型エクストレイルのE-POWERについてEパワーって、モータだけ
日産の新型エクストレイルのE-POWERについてEパワーって、モータだけで走っているんでしょうか?
エンジンは発電のためだけで走りはモーターだけなので凄いトルク、凄い加速、静粛性らしいですが、単に発電用なのだったら1500ccすら不要なのではないですか?
どうして新開発の1500ccのターボエンジンを積むの?教えてください それなりに高出力のモーターを回すためにはそれなりの電力量が必要になるので、発電用のエンジンにもそれなりの出力が必要になります。小排気量のエンジンで済ませようとしたら四六時中高回転で回りっぱなしになるので、うるさくなるし燃費も悪くなるし寿命も短くなります。 エクストレイル e-POWER のエンジンは発電専用です。
そのためモーターだけで走ります。
発電機を搭載した電気自動車のようなイメージです。
> 凄いトルク、凄い加速、静粛性らしい
運転する人によって感想が変わります。
例えば、普段から排気量が大きい車に乗っている人や、スイフトスポーツ(ZC33S)のような加速力に優れたターボ車に乗っている人が、エクストレイル e-POWER に乗っても、凄い加速には感じません。
また、普段から高級車に乗っている人が、エクストレイル e-POWER に乗ると、走行音(タイヤと路面による摩擦音)がうるさく感じることがあります。
エクストレイル e-POWER には、高級車のような静粛性はありません。
要するに、加速力や静粛性に過度な期待はできません。
比較する車によって感じ方が大きく変わります。
> 発電用なのだったら1500ccすら不要なのではないですか?
モーターの最高出力から見ると、1500 cc ターボエンジンでもギリギリです。
これ以上排気量が小さなエンジンを採用すると、発電が追いつかなくなって、強制的にスローダウンする頻度が増えてしまいます。
1500 cc ターボエンジンでも、発電量よりモーターの放電量のほうが大きいので、もしアクセル全開を続けたり、一定の速度以上で走り続けると、やがて発電が追いつかなくなり、バッテリー残量を使い果たして、強制的にパワーダウンします。
要するに、峠道や高速道路でかっ飛ばすと、1500 cc ターボエンジンでも発電量が追いつかなくなる可能性があります。
そのため、排気量が小さなエンジンを採用すると、さらに発電が追いつかなくなるリスクが高まります。
また、排気量に対して動作量が増えすぎると、燃費が悪くなってしまいます。
エクストレイルの開発者は、バランスが良いところで 1500 cc ターボエンジンが最適と判断したと思います。
圧縮比を自動可変する新たな仕組みも採用して、理想的なエンジンになっていると思います。
現行エクストレイルは日本ではe-power車ですが、先にアメリカで売られていたモデルです。
アメリカではエクストレイルの現地名であるローグに対してですが、e-powerではなく、VCターボエンジンをそのまま走行用として使っていました。
日本で売ってるエクストレイルはアメリカのローグをベースに作っているのであんなオーバーパワーのエンジンをそのまま積んでいるのでしょう。
そしてe-power車のメリットであり、デメリットでもあるのが極めて小さいバッテリー容量です。電気自動車のバッテリーはとても高いのですが、e-power車が積んでいるバッテリーはとても小さいので、電気自動車のドライブフィーリングを安価で味わうことができます。ただ、容量が小さいので、エクストレイルが電気自動車としてエンジンを使わずに走れるのは精々2〜3km程度と言われています。
基本的なコンセプトとしては信号待ちなどエンジンのパワーが余ってる時に発電して電池に溜めておき、走り出しなどはモーターで走るというイメージです。ある程度速度に乗ってくると電池だけでは明らかに電気供給が追いつかなくなるのでエンジンが回りっぱなしになります。
以前のe-power車は発電用エンジンが非力すぎて、いくらエンジンを回しても電気消費量に発電が追いつかず、全く速度が出せないという事象が発生しました。先代セレナがそうです。そのせいでe-powerは高速が走れないなんて悪評が流れました。
エクストレイルについてはエンジンが強力なので発電が追いつかないなんてことはありませんが、、、アメリカでは同じエンジンでICE車として売ってること考えると、e-powerにしなくてよくない?と思わずにいられません。
そです。
凄いトルク、凄い加速、静粛性を低燃費で確保するためにです
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